足立朝日

足立新田高校「Purple Frames」が優勝 あだちけいおんフェスタ ライオンズカップ2013

掲載:2013年9月5日号
 軽音楽を通じて、区内高校生が交流し親睦を深めよう――という趣旨で、8月10日(土)、西新井文化ホールで「あだちけいおんフェスタ ライオンズカップ2013」が開かれた。社会奉仕団体の一つ「東京城北ライオンズクラブ」(上岡延好会長)が主催。区内の9つの都立高校の9バンドがエントリーして演奏、約400人の観客を巻き込んで大いに盛り上がった。上岡会長、高橋秀樹実行委員長らは「初回は大成功。来年は私立を含め区内全高校に参加してもらいたいです」と抱負を語った。来年の第2回は、6月1日(日)に同じ会場で行われる予定。
 会場には、馬場信男区議会議長も来場し、来賓の挨拶で若き高校生にエール。審査員は、小宮山博之尚美ミュージックカレッジ専門学校専任講師、ブルーコメッツメンバーの高橋健二氏、村山忠禎都立高校PTA連合会地区長、高橋将朗足立区PTA連合会会長、橋本初雄ライオンズクラブ国際協会幹部の5人。  演奏は、1曲6分以内。足立高校のバンドからスタート。荒川商業、江北、足立東、青井、足立西、足立工業、淵江と続き、若さはじけるリズムが心地よい。ラストは足立新田。「心の中に様々な不安を抱えつつも何かを目指して頑張ろうという気持を歌った」というオリジナルの詩を書いた田島彩さん(2年生)が透き通った声で歌い、鈴木和樹くん(同)のベース、遠藤佑真くん(同)のドラム、長津拓也くん(同)のギターがそれを盛り上げた。
 しばらくの休憩の後、審査の結果が発表されると、興奮はピークに。
 小宮山審査委員長は「いずれ劣らぬ力で、本当に難航したが、足立新田が一歩抜けていたと思う。みんなこれからも音楽を楽しもう」と講評。
 高橋健二氏は「久しぶりにいいステージを見た。点数は付けられない感じ。一人一人が120%の力を出していた。よかった」。
【優勝】足立新田「Purple Frames」。曲名=「Lining」
【準優勝】足立西「Sky Holiday Holik」。曲名=「Lily」
【特別賞】足立東「the east」。曲名=「ティア ブラッド」

写真上/来年も頑張ろう!
下/優勝した足立新田のバンド「Purple Frames」の演奏