足立朝日

トピックス

掲載:2013年9月5日号
◆佐野地域で非行化防止パトロール
 8月3日(土)、青少年対策佐野地区委員会(中島省吾会長)と同神明地区委員会(加藤和明会長)の主催で「非行化防止キャンペーンパトロール」が行われた(写真)。
 今年は初めて合同でパトロールを実施。町会・自治会、学校関係、保護司民生委員、地区対策委員、綾瀬警察署など約200人が参加した。この地域は非行化防止に力を入れていて、犯罪が一つもない安心して暮らせる地域を目指している。
 今回は、パトカーが事前に地域の小・中学校から募集した「非行化防止標語」の優秀作品を呼びかけながらパトロールした。
◆加入促進に全力 町会・自治会連合会が総会
 足立区町会・自治会連合会(有馬康二会長、383団体加入)は、8月1日(木)、区役所ホールで平成25年度の総会を開いた。
◆防災への決意固め合う 600人の民生・児童委員
 8月8日(木)、毎夏恒例の足立区民生・児童委員協議会全員研修が、区内の民生・児童委員約600人が参加して西新井文化ホールで行われた。
 今年は「東日本大震災から考える首都東京の防災」と題し、実際に震災後の福島第一原発で活動した東京消防庁の職員2人から話を聞いた。
 冬の夕方午後6時に発生した首都直下地震で、都内全体で9641人、うち足立区で712人の死者が出る、という被害想定がすでに出されているだけに、参加者は真剣な表情で話しに聞き入っていた(写真)。
 開会の挨拶で有馬会長は、「昨今、地縁の希薄さは極まれりだ。人と人との絆の結びなおしが急務となっている。そのためにも、町会・自治会の加入を促進しよう」と呼びかけた。
 来賓の挨拶で近藤やよい区長は「地域力が低下している。1月から、孤立死ゼロプロジェクトを始めるているが、さらに手を携えて、成果をあげたい」と語った。
 この日は、20年以上千住旭町町会長を勤め上げた連合会副会長の岩城武氏が退任、相談役となったのを始め、永年と退任の町会・自治会長ら113人に有馬会長、区長から感謝状が贈られ、区長らと一緒に記念写真に納まった(写真)。受賞者を代表して岩城氏が「今後も地域に貢献していきたい」と謝辞を述べた。
◆「島根小で子ども縁日&夕涼みコンサート」
 島根小学校で8月18日(日)、恒例の「こども縁日」が行われた。主催は同小学校(石岡勝彦校長)と開かれた学校づくり協議会(吉原豊会長)で、今年9回目。
「子どもたちに、夏の素晴らしい思い出を作って欲しい」と、地域の人や保護者、教職員らが準備。校庭には食べ物や遊びのコーナーが立ち並び、訪れた約700人の子どもたちが、夏休みの1日を思う存分楽しんだ。
 吉原会長は「先生方、地域のお父さん、お母さん、学校開放の人など、みんなの協力がなくてはできない。続けていくことが大事。島根の伝統行事になった」と話した。
 縁日の後は、中庭で足立吹奏楽団による「夕涼みコンサート」が開かれ、「あまちゃん」など8曲を演奏。ちびっ子指揮者の体験指揮や、楽団員手作りのペットボトルマラカスで客席の子どもたちが参加するコーナーなども。夏の夕暮れに元気な演奏が響いた(写真)。