足立朝日

Vol.133 西村 雅彦 ブラザーブラザー

掲載:2013年9月5日号
「家族とは?」「兄弟とは?」

 2002年より「ドリス&オレガコレクション」と銘打ち、変化自由な実力派俳優・西村雅彦が仲間と共に創り続けてきた舞台も12年目。
 「全国の皆様に勇気と希望をお届けしようと、公演を打つたびに『これが勝負の作品』と肝に銘じて精進してまいりました。気が付くと干支が一回りです。関わってくださった本当に多くの方々に感謝しかございません。続けていけることの喜びをかみしめております」と西村は振り返る。
 2010年、シアター1010でも上演され大好評を博した『ナンシー』に続き、本年は『ブラザーブラザー』をもって再登場! 「TOKYO FMのラジオドラマで傑作を書いてくださった川上徹也さんに、『家族』『兄弟』をテーマに歴史に残る脚本をお願いしました。そして演出には『アメリカ横断 ウルトラクイズ』の演出を手掛け、『世界ふしぎ発見!』など数々のヒット作を生み出したテレビ界の鬼才・中谷直哉さん(テレビマンユニオン)を迎えます。川上さんの紡ぎだす生き生きとした台詞を、中谷ワールドがどのように広げていって下さるのか楽しみでなりません。『家族』とは? 『兄弟』とは? もう一度見つめ直してみませんか」と西村は問いかける。
 今回は『ナンシー』メンバーが再結集。「こうしてまたこのメンバーで旅することが出来るとは、有難い限りです。益々女っぷりがあがる飯島直子さん、演劇ユニット『TEAM NACS』はもとより、単独でも大活躍中の安田顕くん、テレビドラマでは毎日のように顔をみることの出来る長谷川朝晴くん、京都から全国へ羽ばたく劇団『ヨーロッパ企画』の本多力くん、今回が初めてとなりますが、あの笑顔が全国に勇気を与える上地春奈さん、そして、ビシッとしめてもらうデビット伊東くん」と、メンバーについて語る西村は実に楽しげだ。「本作は歴史に名を残す驚天動地のコメディーです。笑って考えて勇気をもっていただきます。終演後の美味しいビール・お茶を必ずや約束します。足立区の皆様、今回も力の限り応援してください。キャスト・スタッフ一丸となって皆様に勇気と希望をお届けします!」と、足立区民に熱いメッセージ。
【日時】11月1日(金)19時、11月2日(土)13時・17時【料金】7千円。フレンズ会員10%引【チケット】TEL5244・1011