足立朝日

綾瀬に未来大学新キャンパス建設中 発達障害の子対象の「こどもみらい園」も

掲載:2013年12月5日号
 東京未来大学(千住曙町)の新しいキャンパスが、綾瀬駅から徒歩5分の旧区東部工事事務所跡地に建設中だ。
 同大学はこども心理学部、モチベーション行動科学部があり、主に保育や教育の場で活躍できる人材の育成に力を入れている。その特色を生かして、新キャンパスには大学の施設の他に、子どもに関する2つの施設が入る。
 1つは認証保育園。区との協定によるもので、大学の母体である学校法人三幸学園が運営する。
 2つ目は「東京未来大学こどもみらい園」。2歳~小学6年生までの発達障害、ひきこもり、不登校などの悩みを抱える子どもたちが対象だ。
 これらの子どもたちは、一般の子たちと同じことが出来ないため欠点を注目されがちだが、一方で突出した才能の持ち主も多い。モーツァルトやアインシュタインなど天才と呼ばれる偉人たちも、同様と言われている。
 こどもみらい園は欠点や不足をカバーするのではなく、その子に合ったコースで個性と才能を伸ばし心の成長をサポートするという。足立区に画期的な子ども教育の場が誕生することになりそうだ。開園は来年7月予定。
 子どもの特性を見極める入園アセスメント(有料)の申込受付中。問合せはTEL5813・2525東京未来大学内こどもみらい園設置準備室まで。

写真/新キャンパスの完成予定図