足立朝日

Vol.137「コメディ水戸黄門」西川きよし

掲載:2014年1月5日号
50周年は『水戸黄門』でほっこり

 芸能生活50周年を迎える西川きよしが、今年2月にシアター1010で記念公演『コメディ水戸黄門』を上演する。特別出演は森昌子。
 この50年を振り返り、西川は「吉本新喜劇の通行人役から僕の芸能生活は始まり、そこで今回の舞台でも共演している坂田利夫さんや家内であるヘレンと出会いました。横山やすしさんとコンビを結成し、漫才師としても活動。そして国政にも参加させていただき、様々な経験を通してたくさんの素敵なご縁を。人生のターニングポイントがありすぎる波乱万丈の50年でしたね」と感慨深げ。テレビ放送の『水戸黄門』の最終回に出演した西川は、今回の作品に巡り合い「50年間『小さなことからコツコツと』頑張ってきたことで、今回ようやく『水戸黄門』という大きな『門』をくぐることができ大変うれしく思っています」と深い縁を感じたという。
 大御所でありながら、少しも偉ぶることがない西川の周囲には、いつも人の輪が絶えない。「9月の大阪公演では、朝早くから楽屋中に、森昌子さんがボイストレーニングをされている声が響き渡っていましたね。よしもとの楽屋にいて、綺麗な歌声が聴こえてくるのは初めての経験でした。やはりプロの歌手の方なんだと改めて実感しましたね。そんな森昌子さんが、出演者全員のためにカラオケ大会を開催して下さいました。トロフィーまで用意して下さって、贅沢な時間でしたよ。毎日のように食事会も行って、こんなに頻繁に行くものなのか……とも思いましたが(笑)、それだけ出演者もスタッフもとても良い雰囲気で過ごせていたのではないでしょうか」と西川。
 足立区民・朝日新聞読者へ西川から次のメッセージ。「『勧善懲悪』で、老若男女どなたがご覧になっても、おおいに笑って泣けるお話になっています。『この紋所が目に入らぬか』といったテレビでもお馴染みの名セリフがたくさん登場しますので、それがどこに出てくるのかも楽しみにして見ていただきたいですね。是非、ご家族皆さんでご一緒に劇場へお越し下さい。お待ちしております」
【日時】2月21日(金)14時、22日(土)11時・16時、23日(日)24日(月)14時【場所】シアター1010【料金】8500円(フレンズ会員・足立区民割引あり)【チケット】TEL5244・1011。