足立朝日

第六中で小学生が部活体験 中学生の先輩たちから優しい指導

掲載:2014年2月5日号
 第六中学校(本木西町/渥美弥寿夫校長)で1月18日(土)、近隣の小学生を招いて「六中部活体験・お楽しみ会」が開かれた。
 同校(白石信幸会長)、寺地小(阿出川忍会長)、本木小(内田雅典会長)、それぞれのPTA主催による小中連携事業。学校自由選択制の中、近隣小児童に六中に入ってもらおうと、中学生が部活の楽しさを教えるもので、同校生徒106人と小学生約80人が参加した。
 六中の白石PTA会長は開会式で、「先輩後輩も顔なじみになってもらいたい。地元もすごいんだぞということを見せて、地域で育てよう」と呼びかけた。
 この日、用意されたのはテニス、野球、バドミントン、バレーボール、サッカー、バスケ、吹奏楽、美術、演劇の9つ。小学4~6年生は先輩たちから教えてもらいながら、各部活を体験した。
 昨年の都大会で金賞を受賞した吹奏楽部では、トランペットの演奏を体験した。やさしい笑顔を絶やさない女子部員たちに、小学生たちも一生懸命。2年の坂岡日和梨さんに吹き方を教えてもらった寺地小4年の竹下奈穂さんは、「高い音を出すのが難しかったけど、わかりやすかった」とうれしそう。
 低学年児童はお楽しみ会で、スポーツ吹き矢やストラックアウトなどを体験した。本木小3年の萩野元喜くんは「楽しかった」と、恥ずかしそうな笑顔で感想を話した。

写真/吹奏楽部はトランペットの吹き方を体験=第六中で