足立朝日

新成人たちの門出を祝う 今年は豪華抽選会も

掲載:2014年2月5日号
 足立区「成人の日の集い」が1月13日(月・祝)、綾瀬の東京武道館で行われた。
 15人の新成人による実行委員が、式典の企画、アトラクションの内容、記念品の選定などの準備を進め、当日を迎えた。
 式典では、近藤やよい区長、馬場信男区議会議長から、エールが送られた。それに応えて、新成人代表として誓いの言葉を述べたのは、実行委員長の飯岡夏未さんら4人。力強い宣言は、前向きで清清しい大人への一歩となった。
 2部のアトラクションでは足立区育ちの工藤壮人選手(柏レイソル)からのビデオレターの紹介、「彩~sai~」の和太鼓演奏を披露。
 例年と一味違ったのは、デジカメ、高級レストランの食事券、ディズニーランドのチケットなど豪華景品が当たる新春大抽選会。企画した理由を飯岡委員長は、「成人式は固いものと思われていて、一生に一度なのに来てもらえない。最初の会議で、成人式を楽しいイメージに変えようと話し合った」。新成人や区民の顔写真で作ったモザイクアートも、同じ思いから企画した。
 集いが無事終了すると、責務を果たした実行委員たちは、誰もが晴れやかな笑顔。「このメンバーだったからできたかなと思う。感謝しかない」と飯岡委員長の言葉は、全員の気持ちを代弁していたに違いない。

写真/完成したモザイクアートの前に勢揃いした実行委員=東京武道館で