足立朝日

弘道一小長谷川絢音さん(KJR陸上クラブ) 全国小学生クロカン大会で区間賞

掲載:2014年2月5日号
 KJR陸上クラブ(加藤秀樹代表)所属の長谷川絢音さん(弘道第一小6年)が、12月7日(土)~8日(日)に万博記念公園(大阪)で行われた日清食品カップ第16回全国小学生クロスカントリーリレー研修大会(日本陸上競技連盟主催)で、区間賞を獲得した。
 男女3人ずつの6人1チームが起伏のある合計9㎞のコースを走るもので、全国から予選を勝ち抜いた50チームが出場。KJRはチームとしては10位だったが、長谷川さんは1区1500mを5分9秒で走り、女子のトップタイムを出した。
 「4分台を目指していたけど、競技場と違うのでそれなりのタイム」と自己採点しながらも、前大会3位からの飛躍を喜ぶ。長谷川さんは、ミニバスケのチーム「さつきクラブ」(佐藤泰祥監督)のキャプテンも務めるなど、運動神経抜群。陸上を始めたのは3年生の後半からで、陸上の友達にリレーメンバーのピンチヒッターを頼まれて、練習したのがきっかけ。「練習していくうちに、どんどん記録が伸びて大会で優勝できた」。手応えに後押しされ、苦手な練習も続けている。
 「全国に行けたのも記録を残せたのも、応援してくれたコーチや一緒に頑張ってくれた仲間のお陰だから、感謝している」と長谷川さん。卒業までに駅伝での優勝が目標だ。
 KJRは数年前に結成と同時に全国に出場。昨年3月の第15回クロカン大会では、5位入賞している。
 加藤代表が自身の様々なスポーツ経験を生かし、800~3000mの練習に取り入れている。最初は5分走れなかった子でも、走れるようになるそうだ。「練習を休まない。頑張る子が多い」と加藤代表。「足立区は陸上が強いのでオリンピック目指して育っていって欲しい」
【メモ】月土日は荒川土手(小菅駅近く)、水金は弘道第一小校庭で、午後5時~7時前まで練習。問合せはTEL090・3573・5175加藤まで。

写真/長谷川絢音さん=弘道第一小校庭で