撮影=千葉治彦さん(44)/千住緑町2丁目在住、会社員
写真の正面に見えるのが、4月18日(金)にオープン予定の商業施設「ポンテポルタ千住」だ。現在、急ピッチで工事が進んでいる。右側が、京成線千住大橋駅で、人はガード沿いを歩いている。
撮影した千葉さんは、千住緑町に生まれ、千寿第七小学校(現在の千寿桜小学校)に通った。ずっと実家の紙関係の仕事を手伝っていたが、景気が悪いため、3年前から大橋駅そばの製本会社に勤めているという。
皮革製造のニッピがあり、靴のリーガルの工場などがあって工場街だった大橋駅前の南側が、大きく生まれ変わろうとしている。
今はやりのショッピングモールがこの地に出現するのだ。主宰するのは、TVの「三菱地所を見に行こう~♪」というコマーシャルでお馴染みの三菱地所である。
江戸・元禄2年(1689年)、旧暦3月27日(新暦の5月27日)、俳聖・松尾芭蕉は、この千住大橋の地から「奥の細道」の旅に出かけた。芭蕉が今の地に降り立ったら、果たしてどんな句を詠むだろうか。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)
写真の正面に見えるのが、4月18日(金)にオープン予定の商業施設「ポンテポルタ千住」だ。現在、急ピッチで工事が進んでいる。右側が、京成線千住大橋駅で、人はガード沿いを歩いている。
撮影した千葉さんは、千住緑町に生まれ、千寿第七小学校(現在の千寿桜小学校)に通った。ずっと実家の紙関係の仕事を手伝っていたが、景気が悪いため、3年前から大橋駅そばの製本会社に勤めているという。
皮革製造のニッピがあり、靴のリーガルの工場などがあって工場街だった大橋駅前の南側が、大きく生まれ変わろうとしている。
今はやりのショッピングモールがこの地に出現するのだ。主宰するのは、TVの「三菱地所を見に行こう~♪」というコマーシャルでお馴染みの三菱地所である。
江戸・元禄2年(1689年)、旧暦3月27日(新暦の5月27日)、俳聖・松尾芭蕉は、この千住大橋の地から「奥の細道」の旅に出かけた。芭蕉が今の地に降り立ったら、果たしてどんな句を詠むだろうか。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)