足立朝日

半年間お待たせ! 生物園リニューアルオープン

掲載:2014年4月5日号
 生物園が約半年間の設備改修の休園を終え、4月1日(火)にリニューアルオープンした。30日(日)には入園料無料の生物園感謝デーが開かれ、雨にもかかわらず約3000人の来場者が列を作った。
 大水槽には新たに約1200匹の金魚が泳ぎ、オープニングセレモニーを彩った。スタッフのピラルクー舞、足立東高校和太鼓部の演奏、ビュー坊、ミリー、リリー・ドリーら区のキャラクター10体も登場して祝った。
 子どもたちは、生きものタッチコーナーで、たくさんのおたまじゃくしが泳ぐ水槽に手を入れたり、大きな虫を触ったりして大喜び。東武動物公園からこの日のために訪れたラマやアルパカも。
 花畑に実家がある大田区在住の戸村秀代さんは、3人の子どもと来園。末っ子の桜代ちゃんも「生きもの大好き」とご満悦。秀代さんは「いろんなものが見られるので、また来た時に寄ろうかな。家の近くなら毎日来るのに」と話した。
〈リニューアル〉
 改修工事は耐震や機械設備が主で目に見える大幅なリニューアルはないが、池の水を全て入れ替えて外来種を一掃したほか、展示内容の一部が新しくなっている。
 庭園には新たにフクロウが仲間入り。「足立の自然」コーナーは、「足立の生物をしっかり見せよう」と一新。区内の昔と今の生物の比較で変化がわかる。また、水槽や展示室の中も、生物を近くで見られるよう工夫されている。
 5月6日(火・休)までオープニング・キャンペーンとして、様々な講座もある(詳細は6面)。
【メモ】保木間2‐17‐1、元淵江公園内、TEL3884・5577、HP、開園時間=午前9時半~午後5時(11月~1月は4時半まで)、休園=月曜(祝日の場合は翌火曜)・年末年始(12月29日~1月1日)、入園料=大人300円(1200円)、小人(小中学生)150円(600円)※( )内は年間パスポート

写真上/大水槽の新しい住民は1200匹の金魚たち=生物園・出会いの広場で
下/「おたまじゃくしって気持ちいい~」=タッチコーナーで