足立朝日

都小・中学新聞コンクール  栗原北小が2年連続最優秀賞

掲載:2014年4月5日号
 栗原北小学校(巻島正之校長)の新聞委員会が、第40回東京都小・中学校新聞コンクール「小学校・学校新聞の部」で最優秀賞・東京都教育委員会賞を受賞した。2年連続で最優秀賞受賞の快挙だ。
 新聞を制作したのは6年生9人。A4サイズ4ページで、月1回発行している。内容は学校行事のほかに、足立の歴史や校庭の木についてなど様々。地域の人に取材したものもあり、読み応えがある。
 全員で意見を出し合い、記事が間に合わない委員をサポートするなど、一丸となって苦労を乗り越えてきた成果だ。
 委員長の山添愛実さんは、「たくさんの友達に興味を持ってもらったり、質問してもらったのがうれしかった」と、笑顔で1年間を振り返る。記事を書くために調べて、初めて知ったことも多いそうだ。
 指導の木本修教諭は、「新聞を発行することで、自分たちの住んでいる地域への誇りや郷土愛を持ってもらえたら」と話す。
 新年度からは後輩たちが引き継ぐ。「栗北のいい伝統を受け継いでほしい」と山添さん。副委員長の石川彩加さんは、「最初は期限に間に合わないこともあると思うけど、頑張ってほしい」とエールを送った。

写真/受賞した新聞委員のみなさん=栗北小で(3月撮影)