足立朝日

50周年の花畑団地で再生進行中 魚沼杉の新集会所オープン

掲載:2014年4月5日号
 UR花畑団地の新集会所が完成し、3月23日(日)、同所でオープン式典が花畑団地自治会創立50周年記念式典と併せて行われた。
 花畑団地は49棟、1568戸からなる巨大な集合住宅(2月現在)で、昭和39年(1964)、東京五輪の年に入居開始。
 平成20年度から住棟の改修や建替えを進めており、27号棟をデザインコンペにより一棟丸ごとリニューアルするなど、UR(独立法人都市再生機構)が団地再生事業を行っている。
 この日、お披露目された集会所は、足立区の友好都市である魚沼市から無償提供された魚沼杉をふんだんに使った、ぬくもりある内装。
 式典には近藤やよい区長、有馬康二・区町会自治会連合会会長(花畑地区町会自治会連合会会長)、林守一・東京23区公団住宅自治会協議会会長、大平悦子・新潟県魚沼市市長ら来賓など、100人超が出席。
 大谷幸生・都市再生機構東日本賃貸住宅本部部長が、「小さな子から高齢者まで、コミュニティの拠点として親しまれるようになれば」と挨拶。加藤清二・花畑団地自治会長は「昭和39年の入居開始と同時に自治会を創立。節目の年に盛大な式典はこの上ない喜び。住みよい団地目指して頑張っていきたい」と述べた。
 花畑団地のF街区には、今年12月に大型スーパーのベルクスが完成予定。複合施設として、子育て支援や高齢者施設も設置される。