足立朝日

「ビューティフル・ウィンドウズ」とは? 「愛着あだちの会」がハンドブックを制作

掲載:2014年5月5日号
 「ピンクのお人形がビューティフル・ウィンドウズとか何とか盛んに言っているけど、みんな意味わかっているのかなあ?」――。そんな疑問からスタートした市民の勉強会から、1冊の小冊子が誕生した。名付けて「いま、あなたにできること」(B5版、16頁)。
 この会は「愛着足立の会」(斉藤善久代表)。シニア世代の地域参加を促すために区が開いた「地域デビュー大学」の卒業生の中の「足立が大好き!」という4人が3年前に結成した会。現在7人。元広告代理店社員、日本語学校教師、町会役員、元電機メーカー社員、女性元税理士、主婦など多士済々。
 勉強会のとっかかりは、区政に関する世論調査。その中で、「区民の中にも足立区は犯罪が多いというイメージを持っている人が多い」ことに着目、区が各部署で展開している「ビューティフル・ウィンドウズ運動」だが、調べていくと、「詳しく理解している区民はまだまだ少ない」。
 そこで、区民参画推進課、危機管理室、シティプロモーション課、区内の4警察署などに協力を仰ぎ、区の助成金をもらってQ&A形式のわかりやすい内容の小冊子にした。
 8000部を印刷、イベントなどで配布中だ。このハンドブック、区役所中央館2階の区政資料室、梅田のLソフィアなどに置いてある。
【問合せ】TEL3880・5020区民参画推進課

写真/「愛着あだちの会」の皆さん=NPO活動支援センターで