足立朝日

トピックス

掲載:2014年5月5日号
◆「ポンテポルタ千住」がオープン
 4月18日(金)、京成千住大橋駅前(千住橋戸町)に、三菱地所が主導する大規模商業施設「ポンテポルタ千住」がオープンした。1階にスーパー「ライフ」、2、3階に「ヤマダ電機」など44店舗を揃える5階建ての商業施設で、しかも足立市場以外には商業施設がなかった北千住の南端地区とあって、開店には長い行列が出来、終日賑わった。午前9時半に始まったオープニングでは、駆けつけた近藤区長が「千住地区の計画施設が全部完成したことになる。ここが新拠点として発展することは間違いない」と激励、土地を提供した㈱ニッピの伊藤隆男社長は「9年前に始まった新しい街づくりの一つの節目になり、感慨無量です」と挨拶。林裕三菱地所リテールマネージング㈱社長、山田友計橋戸町自治会会長、近藤区長、伊藤社長、テナント代表の唐澤銀司㈱ヤマダ電機常務(写真右から)の5人がテープカットを行った。地元商店街への影響が心配されているが、1階「ライフ」そばに千住緑町商店街などのアンテナショップ「ポンベール千寿」(TEL3882・6334)もオープン、特注の洋菓子などの販売に声をからしていた。
◆森鷗外ゆかりの記念道碑を移設・整備
 明治の文豪・森鷗外が原稿を寄稿、大正5年(1916)に建立された「大正記念道碑」が、新たな安住の地を得て、千住中居町公園に移設された。4月27日(日)関係者が集まり、除幕(写真)と講演会が行われた。「千住の鷗外碑保存会」(飯島弘会長)が主宰したもので、この事業には、区の公益信託まちづくりトラスト助成が活用された。千住大川町から千住中居町にいたる大正記念道(現在の大正通り)の敷設を記念して千住宮元町29-1に建てられた記念碑は、軟弱地盤のため大規模地震などで倒れる恐れが出たため、大正通りに面した同公園への移設となった。除幕の後、近くの青葉中学校で山鷗一頴鷗外記念会会長による記念講演会が行われた。
◆東綾瀬中でNHKの特別巡回ラジオ体操開催 
 4月27日(日)、NHKの「ラジオ体操・みんなの体操会」が、綾瀬3丁目にある東綾瀬中学校グラウンドで開催され、約1400人が元気に体操する様子がラジオで全国中継された(写真、戸倉米子さん撮影)。これは、足立区ラジオ体操連盟(近松文子会長)が今年創立60周年を迎えたことから、そのお祝いとして26年度の第1回の特別巡回となったもの。「体操会」は午前6時から始まり、6時半から全国中継がスタート。約10分間だったが、足立区民の元気な体操姿が全国にラジオで流れた。
◆柳原商栄会/キデンキ伝言板&商店会マップ完成
 柳原商栄会(立花千里会長)では、このほど地域活性化のため「キデンキ伝言板(メッセージボード)」と「商店会マップ」を作成した。キデンキくんのイラストの入った伝言板は、加盟店27店舗に設置。営業時間やお買い得情報、花の見頃など様々なメッセージが書かれている。商店会マップでは、お店紹介のほか、イベント情報も掲載。マップは加盟店に置かれているほか、イベントでも配布予定。【メモ】キデンキくんとは=柳原地域の街灯として今でも20本以上が残っている木の電柱に傘付き電球をつけた「木電気」をモチーフにしたキャラクター。HP・【問合せ】TEL3888・3577ゑびす屋