足立朝日

渕江中女子バレー部 5ブロック大会で連続優勝

掲載:2014年6月5日号
 渕江中女子バレー部(佐藤精一監督)の快進撃が止まらない。同中女子バレー部は第5ブロック(足立、中央、台東、荒川)連続優勝中で、平成26年度東京都中学校バレーボール春季大会においてもブロック大会で優勝、5月18日(日)に行われた都大会に出場を果たした。結果は、1回戦で強豪校とぶつかり敗れたが、6月中旬から始まる夏季大会を前に「さらに頑張ろう」と張り切っている。 
 第5ブロックの決勝リーグは、5月4日(日)、荒川区尾久にある原中学校で行われた。九中が中央区の佃中を破り、2勝1敗になった後、2勝の渕江中が1勝1敗の原中と対戦、ストレートで下し、3勝となり優勝した。九中が2位となった。
 同校の女子バレー部をここまで引っ張ってきたのは、「明るく楽しく元気良く!」をモットーに、バレー部監督として13年間熱血指導を行ってきた丹野強教諭(54)。この間、区大会で優勝していないのは1回だけ。ブロック大会は全部優勝し、3年前には都大会でベスト8に入った。 
 同教諭は「公立中学のナンバー1を目指し、とにかく基礎練習をみっちりやってきた。練習量ではどこにも負けない」と語る。そして試合では「全員バレー」がうたい文句。試合前に、キャプテンが「行くぞー!」と声を上げると、全員肩を組みモットーを絶叫。これで、心を一つにし、試合に臨む。また「多彩な攻め、頭を使ったコンビバレー」を徹底。
 さらに同教諭は「親たちの協力がすごい。とにかく熱心で、親も一緒にバレーボールを楽しんでいる感じ」と地域の協力を絶賛する。
 同教諭は今年4月に鹿浜中に異動したが、渕江中赴任2年目の佐藤精一教諭(31)が後任監督として「若さ」を武器にさらなる飛躍を目指している。

写真上/保護者と一緒にハイポーズ!=原中で
下/円陣を組む渕江中女子バレー部=同