撮影=縫谷義行さん(71)=江北2丁目在住
「さっき、盗塁しちゃえば良かったな」「でも、相手のキャッチャー、肩がいいみたいだったから、無理しないでよかったと思うよ」「結局、点も入ったしな」――。
ここは、鹿浜橋近くの新田。後方の高層ビルは、荒川の対岸、埼玉・川口市に建つビル。ひときわ目立っている。
荒川河川敷に沿って走る土手の上で、赤いヘルメットが決まってる小学生3人組をパチリ。「3人は仲良しでね。練習が終わった帰り道、ずっと話していて、微笑ましいんですよ。なぜか、嬉しくなっちゃって撮りました」と縫谷さん。河川敷にあるグラウンドで、この子たちの練習から見ていたという。「練習中も、声を出し合ってね。いい友達なんだね」
高校野球東東京大会は終わったが、足立区勢は今年も厳しい成績だった。暑い夏は、野球の熱い夏。「この子たちが、あと6、7年後には甲子園、ということになるかも……。そしたらこの写真、思い出の写真になるね。ははは」
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)
「さっき、盗塁しちゃえば良かったな」「でも、相手のキャッチャー、肩がいいみたいだったから、無理しないでよかったと思うよ」「結局、点も入ったしな」――。
ここは、鹿浜橋近くの新田。後方の高層ビルは、荒川の対岸、埼玉・川口市に建つビル。ひときわ目立っている。
荒川河川敷に沿って走る土手の上で、赤いヘルメットが決まってる小学生3人組をパチリ。「3人は仲良しでね。練習が終わった帰り道、ずっと話していて、微笑ましいんですよ。なぜか、嬉しくなっちゃって撮りました」と縫谷さん。河川敷にあるグラウンドで、この子たちの練習から見ていたという。「練習中も、声を出し合ってね。いい友達なんだね」
高校野球東東京大会は終わったが、足立区勢は今年も厳しい成績だった。暑い夏は、野球の熱い夏。「この子たちが、あと6、7年後には甲子園、ということになるかも……。そしたらこの写真、思い出の写真になるね。ははは」
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)