足立朝日

渕江中 男子バレー部  悲願の全国初優勝

掲載:2014年9月5日号
 渕江中学校の男子バレー部(惣田修一校長、日笠智之監督)が、8月22日(金)~25日(月)に高知県で行われた「第44回全日本中学校バレーボール選手県大会」において、初優勝の快挙を成し遂げ全国1万800校の頂点に立った。
 1セットも落とさずに関東大会を制し、昨年3位の悔しさをはらすために臨んだ全国大会。初戦から、いきなり2年前の全国優勝校の皇子山中(滋賀)と激突。最初に1セット取られるも、逆転で2セット奪い勝利。その後も厳しい試合が続き、決勝は西の横綱といわれる長崎の郡中学と対戦。この試合も、相手に1セット先取されたが、逆転勝ちをして優勝した。
 8月27日(水)には、同校体育館で優勝祝勝会が開かれ、吹奏楽部の演奏で入場した選手たちに全校生徒から大きな拍手が送られた。惣田校長は「プレー以外の行進や挨拶もすばらしく、全国から優勝に値するチームの姿を見せられ誇りに思う」とあいさつ。
 堀夏央哉キャプテン(3年)は「厳しい練習を3年間がんばり、日笠監督を胴上げできて本当に良かった」と喜びを語った。日笠監督は「試合を通じて、一生懸命努力をすれば必ず良いことがあると選手たちは学んだ。優勝は日本一の練習量のたまものです」と話す。
 男子バレー部は、9月8日(月)に区役所を訪れ、近藤区長に優勝報告を行う。
 12人に贈られた優秀選手賞のうち、同校では堀夏央哉くん、小田島拓也くんの2人が受賞。優秀監督賞は日笠智之。

写真上/優勝旗や優勝カップを手にした男子バレー部=渕江中体育館で
下/日笠監督