足立朝日

足立朝日で職場体験 栗島中2年生5人が豆記者に

掲載:2014年10月5日号
 栗島中学校(中央本町5丁目、松澤信男校長)2年生の浅野しずくさん、大橋彩さん、北山さくらさん、小池由美子さん、山本彩乃さんの5人が8月26日(火)、足立朝日で一日記者体験をした。
5人は、足立朝日編集室で編集長から「広報紙作りのコツ」などの話を聴いた後、東和5丁目でアクリル製のファッションパーツを作り販売する「㈲三幸」を訪問。同社は、ユニークなデザインの商品を作ることで足立ブランド企業になっている。小沢頼孝社長(58)に同社内を案内してもらって、製品が出来る工程を頭に入れた後、同社の事業と製品の説明を聞いた。
 5人は小沢社長に「仕事をしていてうれしいと思ったことは?」「仕事をする上で大切なことは?」などと質問。同社長は「仕事は自分が成長する元になるもの。その仕事(製品)によって、誰かが喜んでくれるのが一番うれしい」「大切なのは、満足するモノができるまでもうちょっとやるという努力と笑顔、情熱かな」と話してニッコリ。
 午後の取材は、関原3丁目にある「茶匠 おくむら園」。同店の奥村靜二店主(55)と奥さんは、区内でも4~5人しかいないお茶のインストラクターで東日本地区の責任者。店内でお茶の教室を開催しているほか、区内小学校の家庭科の特別授業でも講義。この日は、「おいしいお茶の入れ方」を全員が実際にお茶の葉とお湯、きゅうすを使って実践。質問の後、奥村店主の「お茶は、『おいしく飲んでもらおう』と思って入れることが大切。人を思いやる心が大事」との言葉に一同うなずいていた。

写真上/小沢社長(左)や社員の皆さんと一緒に=「三幸」で
写真下/奥村店主の指導でお茶をいれ「美味しい!」=「奥村園」で