足立朝日

新大関の豪栄道 議長を表敬訪問

掲載:2014年10月5日号
 秋場所で大関に昇進した境川部屋(舎人4‐3‐16)の豪栄道が、9月4日(木)、境川親方らとともに区議会を表敬訪問した。
 名古屋場所で12勝を挙げての大関昇進を、豪栄道自らせぬま剛議長に報告。「これからも精進していくので、応援よろしくお願いします」と力強く述べた。せぬま議長は「待望の大関誕生は、区民というより日本中の喜び。いろいろな試練を乗り越えてこられた」と激励し、花束を手渡した。
 境川親方は「14場所連続の関脇が認められた。これまでの歯がゆさは本人が一番大きかったと思う」。骨折しても弱音を吐かなかったことを明かし、「痛みや苦しさを決して表情に出さない。勝負師としての精神力の強さがある」と弟子への期待を語った。
 九月場所で唯一、横綱白鵬に土をつけたが、勝ち越しを決めたのは千秋楽。来場所に期待したい。

写真/左から石川副議長、馬場議員、豪栄道、せぬま議長、境川親方、青木教育長=区役所で