足立朝日

トピックス

掲載:2014年10月5日号
◆東京江北ロータリークラブ 区にAED一式を寄贈
 東京江北ロータリークラブ(原田寛会長)が9月4日(木)、区にAED(自動体外式除細動器)を寄贈し、本庁舎1階で贈呈式が行われた。東京江北RCは区内に事業所や自宅のある職業人による奉仕団体で、多くの奉仕活動を行っている。50周年記念には、しだれ桜を寄贈。今年度、創立55周年を迎えるにあたって、区が進めているビューティフル・ウィンドウズ運動の役に立ちたいと、AEDの寄贈を申し出た。AED、レスキューセット、スタンド型収納ケース、トレーニングユニット(訓練用AED)、訓練人形の一式。贈呈費用の一部には、ロータリー財団から交付された地区補助金が当てられ、贈呈式には鈴木敏男ロータリー財団委員会委員長も列席した。原田会長は「来庁される区民の皆様に何かあった時に、お役に立てていただくことができれば幸いです」と挨拶。近藤やよい区長に目録を手渡した。区長からは、「AEDがあることによって心の安心につながる。真心に感謝します」と、感謝状が贈られた。
◆綾瀬あかしあ園と綾瀬ひまわり園
 綾瀬あかしあ園(社会福祉法人あいのわ福祉会)と綾瀬ひまわり園(社会福祉法人あだちの里)を、9月17日(水)、築地銀だこの移動販売車が慰問した。築地銀だこが社会貢献と職員育成を兼ねて行っている事業「全国縦断 銀だこカーが行く!!‘14」で、全国の養護・福祉、病院・医療、保育施設などを赤いワンボックスカーで回り、その場で焼いたアツアツのたこ焼きを無償で提供するというもの。今年度は2台の銀だこカーが北海道と東京から南下し、1県およそ2カ所、1台が100カ所を訪れる。この日がその初日で、昨年、綾瀬ひまわり園で実施された際、隣の綾瀬あかしあ園の訪問を依頼し、実現した。
 あかしあ園は主に身体障害者の通所施設で、利用者がたこ焼き店に行くのは難しい。銀だこカーの前に車椅子で集まった利用者たちは、ジューッと焼ける音にじっと耳を傾け、目を輝かせていた。中には初めてたこ焼きを食べると言う人もいて、出来たてをフーフーしながら、おいしそうに頬張った。「みなさん、すごく喜んでいた。あんなに生き生きとした姿が見られて、本当によかった」と横内康行施設長。最後に施設から銀だこ職員に、お礼の花束が贈呈された。