足立朝日

「見沼の水の流れに秋の訪れ」

掲載:2014年10月5日号
撮影=片岡淑子さん(60)=江北4丁目在住、会社員

 写真クラブ「写光会」のメンバーの一人・片岡さんは、自宅から自転車に乗り、見沼代親水公園へやって来た。あちこちカメラを持って出掛けるが、ここは初めて来たという。「水がとてもきれいで驚きました。散歩のご夫婦、ワンちゃんと一緒の男性などがゆったりと歩いていました。いい所ですね」と片岡さん。
 かつて、埼玉県から流れていた農業用水・見沼代用水の南端。昭和59年(1984年)に親水公園として生まれ変わった。親水路は、約1・7km。用水の水を最上流部の浄化施設で浄化して水路に流しているため、水生植物が育ち、ザリガニ、ドジョウ、タニシなどの生き物も見られるからうれしい。「コイやカモもいました。自然が一杯で最高!」
【交通】日暮里・舎人ライナー「見沼代親水公園駅」下車、竹ノ塚駅(西口)からバス「舎人二ツ橋」行きか「江戸袋循環」で、「舎人二ツ橋」下車、徒歩3分。【問合せ】TEL3855・6521西部公園管理事務所
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)