足立朝日

リトルシニア硬式野球 徳永椋くん(谷中中3年) 全米選手権大会で優勝

掲載:2014年11月5日号
 谷中中学校3年の徳永椋くん(北加平在住)が、リトルシニア硬式野球の全日本メンバーとして全米選手権大会(7月25日~8月3日/イリノイ州)に出場、見事優勝を果たした。10月6日(月)には区役所を訪れ、区長に優勝を報告した。
 小4から野球を始め、小学校時代は綾瀬ドラゴンズ、足立ビックウェーブス、現在は日本リトルシニア中学硬式野球協会の荒川シニアに在籍。同協会により約2万人の中から全日本に選ばれたもので、都内からの選出は2人のみ。
 捕手、内野手もこなせるユーティリティプレイヤーで、全米選手権では右翼手でレギュラー出場。バットコントロールに優れ、5番打者を任された。予選リーグは5連勝、決勝トーナメント3勝1敗で同率決勝戦となり、リベンジのサヨナラ勝ちで頂点を極めた。
 2mの長身選手を相手に「初めは圧倒されたが、バントなど日本の技で戦った」と徳永くん。決勝戦は1日2試合のハードスケジュールだったが、「みんな強気、強気の姿勢で最後まで諦めなかった」。
 遠征中の2週間はホームステイで、会話はほぼ単語だけで通したとか。「I like Ice cream、と言ったら、ずっとアイスが出てきた」と苦笑。いい思い出になったようだ。
 目下、早稲田実業目指して受験勉強の真っ最中。夢は甲子園出場。大学野球、社会人野球と進み、「足立の学童野球を活性化したい」と話す。

写真/左からせぬま剛・足立区議会議長、近藤区長、徳永くん、ご両親=区長応接室で