足立朝日

千住旭町学園通り商店街で 「超十二支」を探そう

掲載:2014年12月5日号
 千住旭町学園通り商店街に、新たな住人が加わった。羊、牛、猿、ねずみ……おなじみの動物の彫刻たちが、様々な店舗で「超十二支」として、お客さんに福を振りまいている。
 千住旭町商店街振興組合(遠藤章理事長)がNPO法人千住芸術村(加賀山耕一代表)の協力を得て企画。若手芸術家12人による個性溢れる彫刻を常設展示し、商店街の文化資産にしようというものだ。
 11月3日(月・祝)、全12体が北千住駅東口のロータリーでお披露目された。どの作家も作品を設置する店主と交流し、その店舗にふさわしいものを考え制作したという。遠藤理事長は「圧巻。制作者の思いがこもっている。学生が創っているものを、街で見られることがいい。作品を見て、自分でも作ってみたいと思ってくれたら」。加賀山代表は「作家と街の交流を目指しているので、そこを大切にしたい」と話す。
 超十二支がいるお店を探すとプレゼントがもらえる「学園通り商店街でアートを探せ!」を来年3月30日(月)まで実施中。①超十二支全ての写真を集める=超十二支オリジナルお守り②同商店街加盟店での買い物レシート(合計1010円以上)=超十二支オリジナルクリアファイル(先着1010人)。引き換え場所は千住芸術村(千住旭町35‐3、TEL070・5581・7606)。

写真/彫刻12体が揃ったお披露目式=北千住駅東口で