足立朝日

潤徳女子高校 美術展&卒展 個性溢れる力作を披露

掲載:2015年1月5日号
 潤徳女子高校の美術デザインコース展&卒業制作展が12月21日(日)~23日(火・祝)、シアター1010のアトリエで開かれた。
 芸術コースから改められて初の卒展となる。3年生34人と1~2年生が、「彩」をテーマに、それぞれの個性や世界観を表現した力作が揃った。
 作品は油絵、デッサン、造形など様々。生き物を描いた絵画が多く、飼っているペットへの愛情あふれる1枚も。スイーツのアクセサリーや、ヘビの造形に「3年間で目からウロコ」の題がつけられたものなど、制作者の学生生活が垣間見えるものもあった。
 来場者の投票数1位は、門石美穂さん(3年)の「元素異形標本月期表」。「元素にはバケモンみたいな魂が宿っている」と主張する学者ホーミィ・S・カドゥーイ(!)に扮し、彼が作った標本という設定で、103もの元素のユニークなキャラクターを制作した。

写真/来場者はお気に入りの作品に投票する=シアター1010で