足立朝日

人力車の川原さん 忍者姿で600㎞激走

掲載:2015年2月5日号
 生まれも育ちも西新井。オーストラリア留学で磨きをかけた英語力を武器に、地元西新井の発展のために人力車を引いている俥屋・喜楽こと川原辰也さんが1月24日(土)、東京・赤坂から京都までの600㎞踏破を目指して出発した。
 実はこの企画、2月22日(日)が「忍者の日」(日本記念日協会認定)に制定されたことを受け、そのPRを請われた川原さんが、忍者に扮して人力車ならぬ「忍力車」を走らせて同日、京都で予定されている「日本忍者演舞
選手権大会」に参加するもの。同実行委員会が主催し、㈳伊賀上野観光協会・甲賀市観光協会が幹事となって大々的に盛り上げる。
 赤坂を出発後のルートは、1月31日(土)小田原(小田原城)→2月8日(日)浜松(浜松城)→同14日(土)名古屋(名古屋城)→同19日(木)伊賀(伊賀上野城)→同20日(金)甲賀(水口神社)→同22日(日)京都(忍者京都迷宮殿)(ルートは天候に左右されるため随時SNS等で確認のこと)。各地で忍者イベントを開催し、地域の人々と交流しながら忍者文化の普及促進を図る。2月15日(日)には、忍者コスプレの参加者が京都市内を巡る。最終日の会場では、前述の選手権大会の忍者パフォーマンスが見ものだ。
 「忍者はまさしくクールジャパン。海外生活を体験して、改めて日本の素晴らしさに気づいた。それを国内外に伝えることが、今の自分の使命。忍者というテーマを通して、様々な年代・地域・国を超えた触れ合いにより、自分の夢を実現していきたい。俥屋・喜楽、まだまだ成長します! 地元西新井を背負い、この1カ月間、渾身の力走をします!」と川原さん。
 その日々の激走ぶりは、川原さんのホームページhttp://www.ninriki-kiraku.com/はじめ、ニコニコ生放送、USTREAM、facebo
ok、twitterなどで見ることができる。足立朝日新聞では、京都到着時の川原さんの様子も読者に伝える(3月5日号掲載予定)。

写真/必勝祈願のダルマを持つ川原さん(赤坂にて)