足立朝日

あの町この店

掲載:2015年2月5日号
バハティー板花
綾瀬6‐20‐2 TEL3629・4156

つけ汁を選べる「あだち菜うどん」扱い店


 区内産の小松菜を生のままたっぷり練りこんだ緑あざやかな太麺「あだち菜うどん」。これを扱うお店が12店あるが、そのうちの1店が同店。
 その食べ方は、「つけ麺スタイル」を基本に、具材や調理方法は各店にお任せだが、同店では①しょうゆ②カレー③みそ④塩の4種を揃えた。スープは鶏がらをベースに作っている。「最初はしょうゆだけでしたが、お客さんの声を聞きながら、一つずつメニューを増やしたんです」とは板花和弘店主(36)。そばでお母さんの節子さんがニコニコとうなずく家庭的なお店。
 値段は、①④が500円、②550円、③600円。①③④がお餅付きで、②はごはん付きというのがうれしい。
 かき揚げに卵の黄味をのせる「イタハナ丼定食」(600円)のほか「お刺身」「コロッケ、ハムカツ」「焼き魚」など毎日5~6種類用意する日替わり定食(500円~650円)と「あだち菜うどん」をセットで食べると750円~850円とボリュームがあってオトクだ。
 同店は、一昨年3月に亡くなった父の勇三さんが、9年前に始めたお店で、「バハティー」はスワヒリ語で「幸せを運ぶ」という意味があるそうだ。
 営業時間は、平日=午前10時半~午後2時、5時~午前0時、土・日・祝=午前11時半~午後2時、5時~午前0時。定休は第1、3日曜日。
★「足立朝日見た」で、単品で「あだち菜うどん」を頼んだら50円引き。


【交通】綾瀬駅西口下車、徒歩15分。近くにコインパーキングあり

写真上/お餅が付くしょうゆがつけ汁の「あだち菜うどん」
下/お店の入口は重厚だが、中は家庭的