足立朝日

東京電大さらに大きく スポーツクラブ併設の2期計画に着手

掲載:2015年3月5日号
 東京電機大学(古田勝久学長)は、平成24年(2012年)に開設した東京千住キャンパスの第2期計画として新たな校舎を建設することになり、2月18日(水)起工式が行なわれた。開設は、2年後の平成29年4月の予定。
 新校舎は、地上12階、地下1階の建物で、現在の一号館の南側の部分(テニスコート)に建設される。教室、ゼミ室、研究室のほか国際交流施設、学生ラウンジなどが出来るが、一番の注目は、地元の要望施設である会員制スポーツクラブの開設。これは、以前あった「ルネサンス」が再度戻ってくるもので、すでに話題を呼んでくる。
 起工式には、加藤康太郎東京電大理事長、古田学長、設計者である槙文彦氏、地元の「まちづくり連絡会」の岩城武会長ら約100人が出席。おごそかに神事がなされた後、鍬入れ式が行なわれた。
 その後、100周年ホールで祝賀会となったが、来賓祝辞で立った岩城会長は「開学で、北千住の町は大きく変化した。景観も良くなり、活気も出て、千住のイメージも向上した。地元は、この2期計画の完成を心待ちにしている。東京電大とともに誇れる街となっていきたい」と挨拶した。

写真上/鍬入れをする加藤理事長(右)と古田学長
下/完成予想図