足立朝日

「市川森一・藤本義一記念 東京作家大学」開校

掲載:2015年3月5日号
 足立区ゆかりの故・市川森一さん(前シアター1010館長/日本放送作家協会元理事長)と、故・藤本義一さん(同関西元支部長)の名を冠した作家養成スクールが渋谷に開校された。題して「市川森一・藤本義一記念 東京作家大学」。
 2月5日(木)、渋谷で開かれた記者会見には、市川美保子さん(故・市川さんの妻/写真中央)はじめ、さらだたまこ同協会理事長(写真左から5人目)、同協会理事らが出席。現在、美保子さんは女優として復帰し、柴田美保子名で、市川さんのライフワークであった「古事記」舞台化を継承。この3月14日(土)には福岡公演(キャナルシティ劇場13時・18時)を行う。いずれ東京公演も予定。脚本は、市川さんの実妹・愉実子さんによるため、美保子さんの脚本家への期待は大きい。その思いを込め、足立区民へ以下のメッセージ。「いつかこの作家大学を卒業した脚本家が書いた作品が、シアター1010で上演されたら、足立区の皆様へのご恩返しとなり、市川も喜ぶと思います。その日が実現することを願っています」
 同大学は5月に授業開始。詳細はTEL5459・2552事務局まで。

写真/記者会見に臨む東京作家大学関係者=渋谷にて