足立朝日

障害者ダーツ大会 足立区からも大勢参加

掲載:2015年4月5日号
 3月8日(日)、社会福祉法人あだちの里「竹の塚ひまわり園・竹の塚福祉園」で、公益社団法人日本ダーツ協会が「第31回日本障がい者ダーツ選手権大会」を開催。栃木県や神奈川県などからも選手が集まり、64人(足立区33人)が参加して盛り上がった。
 同大会はダーツを通して、障害者の人たちの生活の質の向上や社会参加の促進、自立更生などに繋がって欲しいとの想いで毎年開催されている。毎回開催地が異なるため、行った先々での新しい人との出会いとコミュニケーションも魅力のひとつになっている。
 今回初めてダーツに挑戦する人たちもいたが、矢が的に刺さったときの快感がうれしく、投げるたびに成長。次第に狙った所に投げられるようになっていった。
試合に勝った人はもちろん、負けた人も次の試合で笑顔で応援する姿があり、楽しい雰囲気が会場中に溢れていた。
 途中、全日本代表として活躍するプロの選手もゲストで登場。参加者は、うまい点の取り方や、刺さった矢が落ちないテクニックなどを聞いたりしていた。
 この大会は、スポーツ振興基金の助成金を受けて開催されており、来年は1月31日に杉並区で開催予定。

写真/決勝は一進一退の白熱した試合になった=竹の塚ひまわり園・竹の塚福祉園で