足立朝日

　５月は新緑輝く季節。さわやかな風に花々が咲き揃い、どこへ出かけても癒される絶好の季節の到来だ。
　区内でも、江北のハーブ邸のオープンガーデンあり、青井・青和ばら公園での「バラまつり」あり……。さあ、あなたもぜひ出かけてみよう！

　江北５丁目の中澤邸が今年もハーブの庭園を開放する。同庭園は、数十種のハーブが植えられた都内唯一の「福祉庭園」。収益は今年も東日本大震災被災地と足立区の子どもたちに寄付される。　
　この庭は、江北５‐14‐21、中澤彰さん（72）、田鶴子さん（71）夫妻のハーブ庭園。約２００㎡（60坪）あり、より多くの人に、美しい庭園を開放し、その入園料を良いことに使う――という「英国式庭園福祉活動」を進める「福祉庭園」だ。
　今回の「ガーデン・オープン・チャリティ」は５回目。入園料、大人１人１０００円（中学生以下無料）で、庭園散策をしてもらい、ハーブティとお菓子のサービス付き(今年はバジルペーストのバジルあられ）のもてなし。それと「目玉」は、シンセサイザー演奏家でボーカリストの彰さんのミニコンサート。
《イベントプログラム》　午前11時～午後４時。▼庭園散策
▼ハーブティーとお菓子のサービス付き▼彰さんのミニコンサ
ート①11時半～②13時半～③15時～の３回
▼香りのせっけん作りのコーナーあり。販売も。
【交通】駐車場なし。日暮里・舎人ライナー「江北駅」から８分。北千住駅西口から「はるかぜ６号・鹿浜五丁目団地」行きで「上沼田中学校前」下車２分。
【問合せ】TEL３７８２・８９７７、FAX５７４９・２３２２㈳法人Ｇ．Ｓ．ジャパン～庭園福祉活動
HP

◆青井の街は、５月16日（土）、17日（日）に「バラまつり」
　「青和ばら公園」（青井３-18-15)は、広さが１９７０㎡（約６００坪）とこじんまりとしたスポットだが、区内唯一のバラの名所。約１００種９２０株のバラが５月中旬～６月中旬にかけて見頃となるため、今年も「バラのまち青井をつくる会」（久保田博代表）が、５月16日（土）と17日（日）の２日間、午前10時～午後２時、「バラまつり」を行う。
　まつりは、16日（土）午前10時、青井小学校金管バンドによる演奏でスタート。公園付近では、両日とも売切れるまでＮＰＯ法人「花と緑の会」による鉢花と野菜の販売、会によるお茶の接待バザーが行われる。　
【交通】①綾瀬駅東口から「はるかぜ」号「西新井駅（足立区役所経由）」行きで「青井駅」下車、徒歩２分②つくばエクスプレス「青井駅」下車
【公園に関する問合せ】TEL３８８０・５２３９東部公園係

写真上／庭園を散策する皆さん＝昨年
中／バラが咲き誇る青和ばら公園
下／お茶の接待をする「青井ガールズ」＝昨年