足立朝日

　「肩こり、腰痛などは、バランスの悪い体が元で起きる」――として谷在家３丁目在住の鈴木智之さん（36）が、その歪みをただし、自然治癒力を引き出す独自の体操「ウッドボディバランス体操」を考案、各地の学習センターなどで講座を開催、普及に努めている。
　整体師である鈴木さんは「肩こり、腰痛などは、バランスの悪い体がもとで重力に潰され続けた結果、姿勢を正す筋肉が無意識のうちに使われて起きた筋疲労」とし、「ウッドボディバランス体操」で自分のバランスの悪さ（歪み）を知り、自らバランスを改善し、歪みが取れたバランスのいい体を体感してもらうよう指導。「歪みを正す」ために身体に触れることがないのが特徴だ。　体操は、最初の導入部分の体操が10種類、次にラジオ体操第一、第二をベースにした体操が各12種類あって、約１時間半でひと通りの講座になる。
　すでに、各地のコミュニティ・カフェで小規模な講座を実施しているほか、３月に江北地域学習センターに招かれ２回の講座を実施、５月18日（月）～６月22日（月）には、鹿浜地域学習センター主催で全５回の講座を行うなど、「元気な高齢者を育てる」活動として注目されている。
【メモ】この講座は、５人以上のグループの要請でどこでも開催。約１時間半。費用は１人５００円。
　連絡先は、TEL０７０・５０２５・６６１４鈴木

写真上／講座の様子＝梅島１丁目の「アトリエほ・ほっと」で
下／鈴木智之さん