足立朝日

トピックス

掲載:2015年5月5日号
◆足立義夫氏の受章を祝う会に340人
 長年にわたる更正保護事業への貢献に対し、昨秋、国から瑞寶雙光章が贈られた足立義夫氏(76)=現足立区商店街振興組合連合会理事長、綾瀬地区町会自治会連合会副会長ほか=の「受章を祝う会」が、4月5日(日)、綾瀬駅前の東京マリアージュで行なわれ、340人の参加者が受章を祝った。足立氏は、綾瀬5丁目で精肉店「肉よし」を切り盛りしながら、自治会会長、商店街理事長を務める一方、30年間にわたり保護司として犯罪を犯した青少年に対し親身あふれる更正指導を行ってきた。この日は、司会を足立氏の長男・義之さん(51)が行い、4男1女の子どもたち、8人の孫が檀上に並ぶなどアットホームな雰囲気の中で行われた。足立氏は、謝辞の中で「この受章の80%は妻のもの」と語り、傍らにいる妻・美代さんの肩を抱き、参加者の拍手を浴びた。
◆東京五輪へ向けて地域で英会話の勉強会
 千住あずま住区センター青壮年部主催の2020年東京オリンピックへ向けた「おもてなし英会話」が4月18日(土)に同センターで行われ、千住常東地区総合型地域クラブ・JOTOクラブの会員17人が参加した(写真)。この勉強会は、来年3月まで毎月1回(第3土曜日)、全12回行い英会話を学んでいく。今回が1回目で、講師はカナダ出身で梅島在住のリチャードさん(42)が務めた。参加者は、小さい子どもから大人まで英語がほとんど話せない人たち。そこで、まずはABCの発音から始まり、「挨拶」や「出身国はどこですか」といった内容を学んだ。写真やギターを使い、ユーモアたっぷりのリチャードさんの授業は、あっという間に終了。笑顔いっぱいの授業で参加者から「楽しかった」「次も楽しみ」といった声が聞こえた。同クラブでは、「初めてのヨガ」や「スポーツ吹矢」「手がき染め教室」などを千住あずま住区センターや千寿常東小学校で定期的に行っている。【JOTOクラブ連絡先】TEL080・5688・8932
◆足立区社会福祉協議会60周年記念式典行われる
 4月18日(土)、足立区庁舎ホールで足立区社会福祉協議会「設立60周年記念式典」が行われた。福祉施設や団体、区議会議員ら341人が出席し、60年の歴史の重みをかみしめながら、地域福祉のさらなる発展・向上を誓い合った。式典で中田貢弘会長は「昭和30年に起ち上がった小さな会が、老人クラブや商店街など多くの団体に入っていただき、ここまで大きくなった。先人の苦労を感じながら、みんなで守り育てていきましょう」と挨拶した(写真)。記念講演は近藤区長が行い「貧困の連鎖を断つために~施策の背景とライフステージごとの対策~」をテーマに、高齢化が進む区において若者が安心して暮らせる地域づくりを進めていかなければならないと話した。