足立朝日

泥まみれになって 「おいしいお米になーれ!」 千葉・鴨川の大山千枚田で 田植え体験

掲載:2015年6月5日号
 東京から一番近い棚田として知られ、「日本棚田百選」にも選ばれている千葉・鴨川市の大山千枚田で、5月5日(火・祝)、「第3回お米作り田植え体験」(東部朝日会主催)が開かれた。足立区からの11人を含め、江東区、江戸川区などから大人と子ども合わせて53人が参加した。
 同棚田は、都市と農村の交流を通して新しい農村のスタイルを創造しようとしているNPO法人「大山千枚田保存会」(石田三示理事長)が貸し出しているもの。この大山千枚田は、ちょうど太平洋の海に向かって棚田が広がっている形で、見晴らしも良く、一同この景色に歓声を上げた。
 始めに農家の人から「苗は4本ずつ手に取り、指の第一関節の深さに植えて……」と植え方の指導を受けた後、家族ごとに田んぼに入った。
 最初は戸惑っていた参加者たちも、すぐにコツをつかんで上手に植えられるようになり、手足を泥まみれにしながら約2時間半。棚田一面を緑の苗で埋めた。
 苗は、順調に育てば9月中旬頃に収穫の時期を迎えるが、6月21日(日)に第1回目の草取りを行う。
【問合せ】TEL3886・1893、FAX3886・1892、EメールASA梅田・五反野
【メモ】大山千枚田は、千葉県鴨川市平塚540にあり、連絡先はTEL04・7099・9050、FAX04・7099・9051、Eメール棚田倶楽部

写真/みんな一緒に頑張りました!