足立朝日

「孫に引かれてしょうぶ田めぐり」

掲載:2015年6月5日号
撮影/大内若子さん=東和4丁目在住

 「花が早い」今年だが、6月はしょうぶ沼公園のハナショウブに注目が集まる。多くのハナショウブの見頃は6月上旬の予定で、恒例の「しょうぶまつり&スタンプラリー」が行われる6月6日(土)、7日(日)は最高の花見時になりそうだ。
 同公園には、約140種、8100株のエドハナショウブが植えられている。この写真を撮った大内さん、毎年何回も行くという。「おばあちゃんに連れられた男の子が、どんどんしょうぶ田の中に入っていくんですよ。おばあちゃんがまるで手を引かれているようで、ほほえましかった」とパチリ。
 「ここは水に映った景色が撮れるんです。例えば、水に映った雲とかね。写真が好きな方は狙ってみてください」と大内さん。昨年は、花が咲く前に、近くのカルガモの池からカルガモの親子が遠征して来て、みんなを沸かせたが、さて今年はどんなハプニングがあるか楽しみだ。
【問合せ】TEL3880・5239公園管理課東部公園係
【交通】東京メトロ「北綾瀬駅」からすぐ。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)