足立朝日

電機大学1年 山崎晃史さん MOS世界学生大会日本代表に選出

掲載:2015年8月5日号
 東京電機大学の工学部第二部・情報通信工学科1年に在学する山崎晃史さんが、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)の日本代表に選ばれた。山崎さんはパワーポイント部門の代表として、8月9日(日)~12日(水)までアメリカのダラスで行われる世界学生大会に挑む。
 MOSは、文書作成ソフト「ワード」や表計算ソフト「エクセル」、発表用資料作成ソフト「パワーポイント」などのMicrosoft Office製品の利用スキルを証明する国際資格で、国内では350万人が受験している。
 MOS世界学生大会は、MOSを取得し、社会人として必要なスキルを身につけ、さらに卒業後には国際的に活躍できる人材育成を目的に毎年開催され、約130カ国の学生たちが参加。今年で13回目を迎える。選考の結果、今回は山崎さんのほか3名が日本代表として決戦の地へ飛び立つ。
 山崎さんは、小学校高学年のときに初めてパワーポイントに触れ、中学3年の授業で一気にのめり込んだ。荒川工業高校2年のときにもエントリーしたが、惜しくも5位で日本代表にはなれなかった。それでも諦めず、翌年の高3のときに見事1位に。電機大学へ入学後、試験の結果と面接などにより、見事日本代表に選ばれた。山崎さんは「パワーポイント部門で、まだ日本の選手が優勝したことがないので、ぜひ自分が優勝したい」と熱く語った。

写真/日本代表選考会1位の賞状を手に山崎さん=東京電機大学で