足立朝日

　猛暑で冷房が欠かせないが、たまにはちゃんと汗をかいて、体にたまった老廃物を出したいもの。
　銭湯でたっぷり汗を流してサッパリした後で、湯上りにサイダーとラムネはいかが。そんな最高に涼しい気分が味わえる企画「夏休み！ガラスびん×地サイダー＆地ラムネin銭湯２０１５」が９月６日（日）まで、五反野の「若松湯」で行われている。
　ロビーで販売されているのは、全国９カ所から集められた地サイダーと地ラムネ10種類。それぞれ地元の特産や特色を生かした味で、ご当地のお土産としても人気なそれらを、まとめて味わえる。昔懐かしいビー玉ラムネもあり、世代を超えて楽しめるラインナップになっている。
　店主の山田知孝さん（57）によると、地サイダー・ラムネを目当てに来る新規のお客さんや、８種類まとめて買っていく人もいるとか。一番人気は大阪の「塩サイダー」。今年の新商品で、兵庫県赤穂の塩を使用しているので、塩分補給にも最適。「出身地のサイダーがあったら飲んでみて」と山田さん。
　期間中、毎週日曜日は先着20組の家族に１本プレゼント。夏休みの思い出づくりに行ってみては。
《販売リスト》１本１８０円
　伊達サイダー（宮城）、萌えラムネ（東京）、ビードロおいしいラムネ（神奈川）、元祖ビー玉ラムネゴールドメダル（静岡）、トンボラムネ（富山）、塩サイダー（大阪）、姫路城サイダー（兵庫）、ダイヤモンドレモン（兵庫）、瀬戸内マスカットラムネ（広島）、湯あがり堂サイダー（佐賀）※詳細は日本ガラスびん協会HP
【メモ＝若松湯】中央本町２‐19‐11（五反野駅徒
歩６分） TEL３８８６・５２３０、営業時間＝午後３時～午前０時、金曜定休。入浴料金＝大人４６０円、中人（小学生）１８０円、小人（幼児以下）80円。設備＝ミスト、水風呂、漢方湯の岩風呂、サウナ（別途２００円）。入浴後も肌が突っ張らないと女性に人気の軟水（井戸水）を使用。女湯はシャンプー・リンス・ボディソープ完備。レンタル＝タオル無料、バスタオル１００円。


写真上／「そーだ！銭湯でサイダーを飲もう」と、ご主人の山田さん＝若松湯の浴室で
下／10種類の地サイダー・ラムネが楽しめる（後ろは漢方湯の岩風呂）