足立朝日

足立朝日で職場体験 九中2年生4人が豆記者に

掲載:2015年8月5日号
 第九中学校(梅田6丁目、海老原昌巳校長)2年生の石上蓮くん、岡野海斗くん、岡田華緒さん、須賀海咲さんの4人が7月13日(月)、14日(火)の2日間、足立朝日で記者体験をした。
 13日。4人は、足立朝日編集室で編集長から名刺の出し方などを教えてもらった後、「松尾芭蕉の足立区上陸」を取材するため、千住大橋に向かった。千住宿歴史プチテラスで「千住大賑会」の岡本行央代表(75)から、やっちゃ場(足立市場)を含む江戸時代全体の歴史を教えてもらった後、市場前に立つ芭蕉像と対面。次に芭蕉が上陸したとされる千住大橋テラスから奥の細道工程図がある大橋公園へ。「俳句への興味がわいた」とは岡野くんの感想。
 昼食後、4人は梅島にあるケーキ店「ラヴィアンレーブ」へ。同店は、各種雑誌やメディアに取り上げられた有名店。北西大輔オーナーシェフからケーキ作りについての説明を受けた後、質問タイム。「今どんなことを目標にしていますか?」「一番最初に作れるようになったケーキは?」などなど。北西シ
ェフから「何事もやってみなけりゃわからない」とのアドバイスを受け、「挑戦の大切さを学んだ」と石上くん。
 14日。最初は庭がハーブ園になっている江北5丁目の中澤邸で取材。中澤さん夫妻から何種類ものハーブの説明を受け、庭を回って葉の匂いを嗅いだりした。「たくさんのハーブについて知ることが出来て良かった」と岡田さん。
 取材の最後は、北千住駅前の東京電機大学へ。同大では、電気電子工学科の高岡康之技師の指導で、1年生が実際に学ぶ「電子工作オルゴール回路」づくりを体験。ハンダごてを使って「マイオルゴール」を製作した。初めての作業に四苦八苦したが、完成させ音が出てニッコリ。須賀さんは「このような小さな作業をやって、大きな物を作っていることを知ると、とてもやりがいのある作業だと感じた」と話してくれた。

写真上/中澤夫妻と左から岡田さん、須賀さん、石上くん、岡野くん=中澤邸で
写真下/ハンダを使って回路を結ぶ体験をする4人=東京電機大学で