神明3丁目の流山街道沿いに南蔵院と並んで建っている「天祖神社」。入口にある1つ目の鳥居をくぐると松の木が並ぶ参道があり、その先にある2つ目、3つ目の鳥居を抜けた先に木造の拝殿がある縦に長い神社だ。
祭神は天照大神。詳しい由緒は不明だが、寛永7年(1630)に足立郡笹目村(現在の埼玉県戸田市)から移住して、この地を開発した人物「又三郎」の子孫である星野彦六が、開発の成功を祈念して創建されたと伝えられている。江戸時代後期ごろは「神明社」と呼ばれていたが、明治以降に今の「天祖神社」と改称されている。
境内には、様々な歴史物も多く、珍しいものでは消防団の倉庫と昔村で使われていた火の見櫓が建っている。この火の見櫓は、流山街道の神明2丁目周辺に建っていたもので、村で使われていた半鐘とともに、昔を偲ぶものとして境内に残っている。
その他、境内に植えられているケヤキは足立区指定の保存樹木になっている。
また、同社は三峰神社、天満宮、稲荷社の3社を合祀していて、境内に小さな社がある。
【交通】「綾瀬駅」からはるかぜ「八潮駅南口」行き、または「梅島駅」からはるかぜ「八潮駅北口」行きで「六木4丁目」下車、徒歩約3分
写真上/松の並木の参道が参拝者を出迎える
下/昔使われていた半鐘

境内には、様々な歴史物も多く、珍しいものでは消防団の倉庫と昔村で使われていた火の見櫓が建っている。この火の見櫓は、流山街道の神明2丁目周辺に建っていたもので、村で使われていた半鐘とともに、昔を偲ぶものとして境内に残っている。

また、同社は三峰神社、天満宮、稲荷社の3社を合祀していて、境内に小さな社がある。
【交通】「綾瀬駅」からはるかぜ「八潮駅南口」行き、または「梅島駅」からはるかぜ「八潮駅北口」行きで「六木4丁目」下車、徒歩約3分
写真上/松の並木の参道が参拝者を出迎える
下/昔使われていた半鐘