足立朝日

9月26日(土) 西保木間の「昭和の家」で「縁側コンサート」 ―中秋の名月に二胡の調べをめでる―

掲載:2015年9月5日号
 昭和ロマンをかきたてる家の縁側で、明かりを消して虫の音を聞き、名月を楽しみながら二胡の調べをめでよう――。国の登録文化財になっている西保木間2丁目の「昭和の家」(平田邸)で、9月26日(土)、「縁側コンサート」が行われる。
 このイベントは、「隠れた地域の魅力を区民に発信しよう」と地域活動を続ける「つもろう会」(平田茂会長)と「愛着あだちの会」(斉藤善久代表)が共催して実施。
 「昭和の家」は、昭和14年に建てられた洋館付き和風住宅で、2012年に国の登録文化財に。書院造りの大客間、家を貫く中廊下などが見事で、924㎡(280坪)もある庭園に面して、昔懐かしい縁側があり、ここから眺める中秋の名月は格別のはず。
 二胡の奏者、楠田名保子さんは、心を震わす演奏、音色に定評があり、2015年に国際二胡コンクールで銀賞を受章している気鋭の女性。当日は「月夜」などを演奏予定。
【時間】午後4時~6時半(4時~5時ウェルカムドリンクと平田邸見学、5時~6時二胡の演奏) 
【場所】昭和の家(平田邸)=西保木間2‐5‐10、竹の塚駅東口から「⑯花畑団地行き(林勝寺経由)」バスで3つ目、「西保木間2丁目」下車すぐ 
【参加費】2500円(飲み物・菓子付き)
【予約・問合せ】TEL090・8102・0011(平田)、TEL090・8803・3199(斉藤)、Eメール=shouwahouse@yahoo.co.jp昭和の家

写真下/楠田名保子さん