足立朝日

認知症対策に有効!  キーホルダー、あんしんプリント事業スタート

掲載:2015年9月5日号
 「365日、24時間対応」がキャッチフレーズの認知症・徘徊対策「見守りキーホルダー事業」と「あんしんプリント事業」が、9月1日(火)から足立区でスタートした。
 このうち「あんしんプリント事業」は、江北3-21-6にある足立ブランド認定企業「安心堂」(丸山寛治会長)が開発した印刷機「なんでもくん」を使い、あらかじめ登録した住所、氏名、電話番号などを下着などに特殊印刷するというもの。洗濯しても消えない優れもので、全国的にも注目されそうだ。
 「キーホルダー事業」は、65歳以上で、認知症による徘徊の恐れがある人、もしくは一人での外出に不安がある人が対象で、ホルダーの表面に「見守り(登録)ナンバー」、裏面に、高齢者見守りセンター(TEL3887・1261)の電話番号が印刷されている。
 一方の「あんしんプリント」は、ホルダーを申請した人で特に徘徊の恐れが強い人が対象で、登録番号と見守りセンターの電話番号が入った版を受け取り、それと衣類を専用の機械が置かれた場所(①区役所中央館3階の高齢サービス課②梅島3丁目の基幹地域包括支援センターの2カ所)に持ち込み、家族(付添い人)が印字するというもの。
 いずれの事業も無料だが、あらかじめ申請が必要で、申請と配布先は、住居がある管轄の地域包括支援センターで行う。
【問合せ】TEL3880・5257在宅支援係


見守りキーホルダー



あんしんプリント印刷例