足立朝日

トピックス

掲載:2015年9月5日号
◆町会・自治会連合会総会開かれる
 8月5日(水)、平成27年度の足立区町会・自治会連合会総会が、足立区役所庁舎ホールで開かれ、区内225の町会・自治会約300人が参加した。
 有馬康二会長は、挨拶の中で、オウム真理教に対する観察処分の更新を求める署名が31万4144筆集まったことに感謝しつつ、超高齢化社会の到来、子どもの貧困の深化などの問題が出て来ている中で、地域の絆を深めるためにも、町会・自治会の加入の促進を訴えた(写真)。
 現在区内には437の町会・自治会があり、うち連合会加盟は387で加入率は88・5%。この間の新規加入団体は、竹の塚六丁目アパート2号棟自治会(107世帯)、保木間第四アパート自治会(500世帯)、保木間第四団地新館自治会(321世帯)。
◆民生・児童委員協議会 全員研修会開催
 足立区民生・児童委員協議会の平成27年度全員研修会が8月6日(木)、ギャラクシティ・西新井文化ホールで開かれた。
 冒頭のアトラクションでは、発足1周年を迎えた同協議会コーラス部「葦立コール絆」が、混声合唱組曲「五色桜」(指揮=田口芳子氏)を民・児委員の前で初披露した。
 続く式典で、主催者挨拶に立った宮﨑十三会長(写真)が、この日に配布された活動事例集について述べた。この事例集は区内25地区からそれぞれ選ばれた民児委員が、地域で関わった出来事を綴ったもので、22年間、毎年発行されている。宮﨑会長は「1人が経験できることは限られている。各地区から選ばれた25人による事例は教科書であると思う。仲間の経験を学ぶ姿勢を持って、全ての事例に目を通していただきたい」と呼びかけた。
 2部では、定野司教育長が「成長が実感できる教育をめざして」をテーマに講演し、教育施策を説明するとともに、「今の子は親と先生以外の第3の大人に会う機会がない。見せてあげてほしい」と地域の協力の必要性を強調。地域防災にも話が及び、出席者は熱心に耳を傾けていた。