足立朝日

朝日新聞杯 足立東部ポートボール連盟 男子は皿沼アークスが初優勝 女子はさつきクラブが優勝

掲載:2015年12月5日号
 9月20日(日)から区内の小学校体育館で開催されきてきた足立東部ポートボール連盟(沖山忠敏会長)主催の「2015朝日新聞杯ミニバスケットボール大会」(足立朝日、日刊スポーツ、朝日学生新聞社後援)の決勝戦は、10月25日(日)扇小学校体育館で行われ、男子は、皿沼アークスが扇MAXを破り創部3年目にして初優勝、女子はさつきクラブが扇MAXを突き放して優勝を果たし、晴れの朝日新聞杯を手にした。今大会は好ゲームが多く、駆けつけた父母らの応援にも熱が入った。

 今大会には、男女各11チームが参加。この日、扇小学校の体育館は一日中熱気に包まれた。男子は、Cブロック1位の皿沼アークス、同2位のチーム翔、Dブロック1位の扇MAX、同2位の関原ダンクが総当り。関原を77対48の大差で下した皿沼と、翔を59対43で破った扇が決勝で激突したが、ディフェンスが固く、速攻が冴えシュートが確実な皿沼が、終始試合を引っ張り、77対28の大差で扇を下し歓喜の初優勝を勝ち取った。
 一方の女子は、Aブロック1位の扇MAX、同2位の新田、Bブロック1位のさつきクラブ、同2位の朝鮮第四が優勝目指して4つどもえで対戦。朝鮮第四を69対31で下した扇と、シーソーゲームの末3分間の延長戦で新田を42対39で破ったさつきの決勝戦となった。実力伯仲の両チームでとりつとられつのゲームだったが、ファールによる退場者を3人出した扇を、さつきが48対43で突き放し、優勝を決めた。
 今回の参加チームは、扇MAX、さつきクラブ、皿沼アークス、新田、関原ダンク、千住クラブ(男子のみ)、チーム翔、朝鮮第四(女子のみ)、渕江クラブ、フラワーロックス、フレンズ、ブルースカイ。
 扇小で行われた表彰式と閉会式では、沖山会長が「決勝に残った男女各4チームともいいゲームをして、みんなの『頑張る力』がひしひしと伝わって来ました。これを後輩に伝えるとともに、勉強の方も頑張ってください」と激励。また、足立区の朝日新聞販売店(ASA)を代表して渡辺伸樹販売店会会長(ASA梅田・五反野所長)が「朝日新聞は、地域のアマチュアスポーツなどの応援、報道に力を入れています。皆さん柔らかい頭で新聞を読んでください」と挨拶。日刊スポーツの塩谷正人担当は「来年のオリンピックに女子の出場が決まるなどバスケットは盛り上がっています。皆さんも頑張ってください」。
 表彰式は、沖山会長と渡辺所長、塩谷担当が足立朝日会、日刊スポーツ、朝日学生新聞社提供の優勝カップやメダル、参加賞などを贈った。
 大会結果は次の通り。【男子】①皿沼アークス②扇MAX③チーム翔、関原ダンク【女子】①さつきクラブ②扇MAX③新田、朝鮮第四【最優秀選手賞】横田将吾(皿沼、皿沼小6年)、横山芽生(さつき、綾瀬小6年)【優秀選手賞】北岡大門(扇MAX、舎人第一小6年)、黒崎桃花(扇MAX、扇小6年)


写真上から①/男子優勝の皿沼アークスの皆さん=扇小で
②/女子優勝のさつきクラブの皆さん=同
③/激しいゲームが繰り広げられた男子の決勝戦
④/沖山会長から優勝旗を受ける皿沼アークスの代表=同
⑤/渡辺伸樹・朝日新聞足立区販売店会会長から優勝カップを受けるさつきクラブの代表=同
⑥/◆皿沼アークス・森山甲介監督・本当にうれしいです。ウチは小柄な子が多いので「前からのデフェンス」を心掛けました。そして早い展開が出来、シュートが確実に決まったのが勝因です。準決勝では失点が多かったのですが、決勝では失点が減らせて良かったです。
⑦/◆さつきクラブ・佐藤泰祥監督・各チームの力が拮抗していたので、大変厳しい戦いの連続でした。特に扇MAX戦では、シーソーゲームでハラハラしましたが、一人一人が役割をしっかり果たし、気持ちを強く持ってプレーした結果優勝できました。うれしいです。