足立朝日

全国小中学生 俳句大会

掲載:2015年12月5日号
 炎天寺(吉野秀彦住職、六月3-13-20)で11月23日(月・祝)に開催された一茶まつり。あいにくの雨模様だったが、かえる相撲や甘酒接待などで賑わった。同時に行われた「第54回全国小中学生俳句大会」では、昨年よりも多い10万9839句が寄せられ、高野ムツオ審査委員長らの審査の結果、小学校の部では6万5320句の中から特選13句、秀逸202句、入選987句が、中学校の部では4万4519句の中から特選11句、秀逸184句、入選823句が決定した。
 一茶まつり大賞に選ばれた句は、小学生の部が「おかえりと ぼんとうろうが まわってる」(広島県・安田小3年、栗川瞬生)、中学生の部が「風鈴よ それよりほしい 祖母の声」(兵庫県・緑台中3年、上西良彦)。
 区内では、足立区長賞に栗原小学校、東綾瀬中学校が、足立区教育委員会賞に竹の塚小学校、渕江中学校が選ばれた。特選に入った区内児童・生徒の句は次の通り(敬称略)。
▼足立区長賞=「地びきあみ きのうの月が まだ出てる」(栗原小2年、たかのけんせい)▼足立区教育委員会賞=「都会より 田舎の花火 大きいな」(千寿第八小5年、松丸菜々美)、「青みかん 私と同じ まだ子ども」(竹の塚小4年、塚田日菜子)