足立朝日

興本扇学園が創立10周年祝う 足立区初の小中一貫教育校

掲載:2016年1月5日号
 平成18年4月に興本小学校と扇中学校が統合してスタートした足立区初の小中一貫教育校「興本扇学園」(西村豊校長/24クラス・生徒数738人)=扇3‐18‐14=が、創立10周年を迎え、昨年11月28日(土)、5~9年生432人を始め、教員、PTA、区関係者ら合わせて約700人が参加して記念式典と祝賀会を開いた。
 式典では、最初に立った西村校長が「この10年の実践で、9年間の一貫教育が目指すものの基礎が出来たと思う。子どもたちが時代の変化に対応できる力をつけるための教育は、これからが本番だ」と挨拶、その意義を語った。続いて立った武井秀夫「創立10周年祝う会」会長は「一年一年の動きが、足立に伝統を作っているという思いだ」と語った。
 来賓の近藤やよい区長は「一人一人が学校を作る主役という気持ちで20周年に向けて頑張ってほしい」、興本小学校が創立された時の入学生だったという高山のぶゆき議長は「たくましく生きる力をつけてほしい」と激励。
 式典では、10周年を記念して作られた「足立の朝日あかるく浴びて…」という学園歌が初めて披露された。

写真/式典で挨拶する西村校長