撮影/坂巻亨さん(70)=千住緑町在住・自営業
千住2丁目、本町センター通り(旧日光街道)から少し入った所にある勝専寺で、1月15日(金)、16日(土)、「えん魔堂」のご開帳がある。門前に露店が出るので有名だ。昔はこれを「えん魔詣」と言った。ご開帳は7月にもある。
勝專寺というお寺は、縁起によると1260年草創の浄土宗の古刹で、山門が朱塗りのため、通称「赤門寺」と呼ばれている。
写真を撮った坂巻さんは「子どもの頃からお閻魔様の縁日が楽しみでした。昔もそうでしたが、今でも小さいお子さんでお閻魔様を見て泣き出す子もいます」と話す。
確かに子どもの頃、母親に「ウソを言う子は、えん魔様に舌を抜かれるよ」と言われ、恐い思いをした記憶がある。
ところで、露店はいつの時代も子どもたちに人気だが、坂口さんは「以前は、口上を言って売る店が多かったのですが、最近は食べ物が多くなりましたね」と語る。時代の変遷が露店の世界にも及んでいる、ということか。
【交通】北千住駅西口から徒歩6分
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)
千住2丁目、本町センター通り(旧日光街道)から少し入った所にある勝専寺で、1月15日(金)、16日(土)、「えん魔堂」のご開帳がある。門前に露店が出るので有名だ。昔はこれを「えん魔詣」と言った。ご開帳は7月にもある。
勝專寺というお寺は、縁起によると1260年草創の浄土宗の古刹で、山門が朱塗りのため、通称「赤門寺」と呼ばれている。
写真を撮った坂巻さんは「子どもの頃からお閻魔様の縁日が楽しみでした。昔もそうでしたが、今でも小さいお子さんでお閻魔様を見て泣き出す子もいます」と話す。
確かに子どもの頃、母親に「ウソを言う子は、えん魔様に舌を抜かれるよ」と言われ、恐い思いをした記憶がある。
ところで、露店はいつの時代も子どもたちに人気だが、坂口さんは「以前は、口上を言って売る店が多かったのですが、最近は食べ物が多くなりましたね」と語る。時代の変遷が露店の世界にも及んでいる、ということか。
【交通】北千住駅西口から徒歩6分
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)