足立朝日

あの町この店

掲載:2016年1月5日号
西新井なが田
西新井本町1-15-3 
TEL3857・7622

寒~い冬は鍋でほっこり


 大師前駅を下車して環七通りを越えた路地裏にあるチャンコの名店「西新井なが田」。2007年にオープンした同店は、西新井大師裏にある「チャンコ大心」の故長田留男店主の息子・長田大介さん(46)のお店。
 お父さんの留男さんは昭和44年(1969)まで、現在横綱の白鵬がいる宮城野部屋(当時は高島部屋)で大心昇として東前頭八枚目まで活躍。大介さんもアマチュア相撲をやってきてたが、料理家を志して様々な場所で修行。父の下でも12年ほど修業をつみ、独立した。
 同店の水炊きチャンコは、熱に強くて加熱しても成分が落ちないコラーゲンたっぷりのこめ油(植物油)を使用したあっさり味が特徴。人気ナンバー1の「ツミレチャンコ」(1人前1750円)は、アジの骨ごとすり潰したものと、鶏のツミレにニラやキャベツなどが入った一品。トッピングに千寿葱(280円)もおすすめ。最後のしめにラーメンを投入するのが、また堪らない。その他、一緒に「千寿葱としらすのピザ」(650円)もいかが。
 「冬場はもちろん。夏には季節限定のしゃぶしゃぶもありますので、西新井大師の参拝の前後に、ぜひお立ち寄りください」と長田店主。店内4~6人卓×3と2階に20人の宴会場あり。
★「足立朝日を見た」で鍋をご注文の方に、1月19日(火)まで「トッピングの千寿葱」をサービス
【営業時間】午後5時半~11時(ラストオーダー10時)、水曜定休

【交通】「大師前駅」下車、徒歩約2分

写真上/ツミレチャンコ鍋
下/「ご家族そろってお越しください」と長田店主