足立朝日

子ども主役の活動50年 少連協が式典と祝賀会

掲載:2016年3月5日号
 足立区少年団体連合協議会「創立50周年記念式典・祝賀会」が2月13日(土)、日暮里のホテルラングウッドで開かれた。
 野辺陽子同協議会会長は式典挨拶で、少連協50年の歴史、少子・核家族化などに由来する子ども減少の現状が抱える問題、次世代を育成する循環型システムの確立などについて述べた。また、感謝の言葉と共に今後も邁進し続けることを誓った。
 続いて、近藤やよい区長より野辺会長はじめ29人に「健全育成特別功労賞」、定野司教育長より33人に「健全育成活動功労賞」の感謝状が贈られた。
 祝賀会では、ウェルカムコンサートとして、東京足立少年少女合唱団(指揮=薬師神武夫氏)が澄んだ歌声を披露。会場から大きな拍手が湧き起った。ジュニアリーダークラブの紹介・活動報告なども行われ、子ども主体の同協議会の在り方が垣間見えた。
 少連協は、30団体の地区少年団体協議会と31団体のスポーツ少年団で構成され、子どもの心身の成長と、居場所づくりに貢献し続けている。当日は、それら関係者はじめ来賓など約230人が参集し、創立50周年にふさわしい盛会となった。

写真/230人の前で挨拶する野辺会長