足立朝日

足立新田高校相撲部 全国選抜3位

掲載:2016年3月5日号
 都立足立新田高校(雨森義勝校長)の相撲部(満留久摩顧問)が、2月6日(土)の第30回全国選抜高等学校相撲弘前大会で団体戦3位の好成績を収めた。
 3年生が引退し、現在の部員数は1年3人、2年が2人の計5人。同部は大相撲幕内の千代大龍など、これまでに何人もの力士を輩出している。
 主将の衣笠秀晃くん(2年)は、「去年は予選落ちだった。初の3位、とてもうれしい。今年はいいメンバーが揃っていたので、自信があった」と稽古の充実を話す。
 今関俊介くん(1年)は中学では関東大会3位などの実績があるが、今大会は悔いが残る。「自分らしい相撲ができず、いい結果が出せなかった。軽量級での優勝が目標」と意欲を燃やす。羽出山将くん(1年)は「全国で自分がどれぐらいの力か、どこまでいけるか試したかった」と今大会に臨み、個人戦ではベスト16の成績を残した。
 3月には高知県で、全都道府県が出場する全国大会が開催。部員たちは日々のつらい稽古を糧に、優勝を目指す。

写真/前列左から羽出山くん、衣笠くん、今関くん、後列左から加藤真一くん、二見颯騎くん=足立新田高校相撲場で