足立朝日

　３月17日（木）～18日（金）、足立区役所１階区民ロビーで「第45回足立区春花品評展示会」が行われ、優秀賞に一ツ家３丁目在住の並木一重さんの「ビオラ」が選ばれた。
　並木さんのビオラは、豊富な花色でありながら、調和の取れた心地よい春らしさあふれる配色で、市場性が高い点が評価された。また、先般の気候の変動に耐えた綺麗な花々からは、並木さんの技術力の高さが垣間見え、審査員たちからも絶賛された。
　今年は76点の応募の中から優秀賞１点、優良賞６点、佳作８点の計15点が入賞した。
　また、今回は昭和50年頃まで足立区でチューリップ栽培が盛んだったということで、東京都農林総合研究センター江戸川分場から参考出品という形で、栽培の様子と併せてＪＡ足立地区花卉部会が育てたチューリップが一緒に展示された。訪れた人たちからは「懐かしい」といった声はもちろん「知らなかった」と初めて盛んだったことを知った人たちもいた。
　主な入賞者と品名／品種は以下の通り（敬称略）。
▼優秀賞＝ビオラ／ｍｉｘ・並木一重（一ツ家３丁目）
▼優良賞＝シレネ／ピンクパンサー・榎本晴夫（扇３丁目）、チューリップ／パープルフラッグ・増田久助（西保木間２丁目）、チューリップ／ヤンファンネス・西山好治（江北５丁目）、パンジー／ピンク・横井浅雄（扇３丁目）、パンジー／しらさぎ・内田宏之（興野２丁目）、パンジー／イエロークイーン・西山敏雄（江北５丁目）ほか

写真／優秀賞を受賞した並木さんのビオラ