撮影/小出日出子さん(79)
=東和2丁目在住、主婦
6月4日(土)、5日(日)、しょうぶ沼公園では「しょうぶまつり」が開かれるが、写真は公園の水路でのザリガニ釣りの様子。お父さんが、昔とった杵柄で、子どもたちに一生懸命に教えていた。「あっ、いたいた!糸を垂らせ、垂らせ!」。子どもたちはもう夢中。
この水路を流れる水は、園から一度地下に入り、谷中1-12にある稲荷神社わきで泉のように地上に流れ出て、中居掘親水水路となる。ここもザリガニがたくさんいて、5、6月は子どもたちの絶好の遊び場になっている。
公園一帯は昔、「しょうぶ沼耕地」と呼ばれていた沼地で、野生のハナショウブが咲き誇っていた。区が約2万8千㎡の広い公園として整備したのが、今から43年前の昭和46年(1971年)。この時、かなり離れた花畑川の水を地下を通して公園に引き入れたのが、生き物の生息を可能にしたのだ。
小出さんは、「子どもたちは自然の中で伸び〱遊ぶのが一番です。カメラを構えるこちらも嬉しくなります」
【交通】東京メトロ・千代田線「北綾瀬駅」下車すぐ。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)
=東和2丁目在住、主婦
6月4日(土)、5日(日)、しょうぶ沼公園では「しょうぶまつり」が開かれるが、写真は公園の水路でのザリガニ釣りの様子。お父さんが、昔とった杵柄で、子どもたちに一生懸命に教えていた。「あっ、いたいた!糸を垂らせ、垂らせ!」。子どもたちはもう夢中。
この水路を流れる水は、園から一度地下に入り、谷中1-12にある稲荷神社わきで泉のように地上に流れ出て、中居掘親水水路となる。ここもザリガニがたくさんいて、5、6月は子どもたちの絶好の遊び場になっている。
公園一帯は昔、「しょうぶ沼耕地」と呼ばれていた沼地で、野生のハナショウブが咲き誇っていた。区が約2万8千㎡の広い公園として整備したのが、今から43年前の昭和46年(1971年)。この時、かなり離れた花畑川の水を地下を通して公園に引き入れたのが、生き物の生息を可能にしたのだ。
小出さんは、「子どもたちは自然の中で伸び〱遊ぶのが一番です。カメラを構えるこちらも嬉しくなります」
【交通】東京メトロ・千代田線「北綾瀬駅」下車すぐ。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)